少し前の話ですが、
北海道で一番小さな村 音威子府にある
「エコミュージアムおさしまセンター・BIKKYアトリエ3モア 砂澤ビッキ記念館」に行ってきました。
アイヌの血を引く木彫を専門とするコンテンポラリーアーティスト、砂澤ビッキ。
音威子府の豊かな自然に魅せられ移り住んだビッキは
旧筬島小学校をアトリエとして10年余りの制作活動を続けました。
そのアトリエを改築し、2004年にオープンしたのが砂澤ビッキの記念館です。
ビッキが生涯に渡り制作した約1000点の作品のうち、およそ200点余りを展示しています。
念願の来館でしたが、かなーり良かったです。
生で見てみたかった「生物のシリーズ」、「午前3時の玩具」、「木面」などというお面の展示もあり、
精巧な技術はもちろんすごいのですが、
どの作品にも「生命」や「敬愛」みたいなものがビシビシ感じられました。
木彫作品以外にも、ドローイングやペインティング、
ビッキが店内装飾を手がけた「INAI INAI BAR」という60年代のススキノで人気だったバーの展示など、
幅広いセクションでビッキの作品たちと対峙することができました。
ビッキ、ヤバイっす。
帰り際、INAI INAI BARで美味しいコーヒーをいただきながら、
「また絶対来よう。」と心に誓ったのでした。
エコミュージアムおさしまセンター・BIKKYアトリエ3モア 砂澤ビッキ記念館
http://bikkyatelier3more.wixsite.com/atelier3more
