DEVIS的 DIY

久しぶりの投稿ですね。

どうも、田代です。



夏真っ盛りの8月ですが、みなさん

北海道の短い夏を楽しんでいますでしょうか?



猛暑が続いた先月の3連休の“中日”に「DEVIS的 DIY」(以後DDIY)を行いました。



「殺風景な会議室をなんとかしたい…」と昨年から嘆いていた佐野社長。

「では、なんとかしましょうか」と言いつつも通常業務にかまけて

放置状態、約1年。



「一体どうなっているんだ、タシ?」と何度となく問われること、ここ数ヶ月。



最初の話では、殺風景な白い壁に額をいくつか飾り、

「会議中に時間が分からないので時計をつけよう」というのが事の発端。



自分の中では会議室のみならず、

社内も少しずつ変えていきたい、という思いがあったので

昨年末から観葉植物を取り入れたり、小上君にもお願いして緑を増やしてもらいました。



どうせ変えるなら、社内に「木(もく)」の温もりを入れたいと思っていたので

「会議室のテーブルを「木」にしましょうか」と

少しずつ社長をマインドコントロールしていきました。



そしてとうとう先月、社長と2人でDDIYをすることになりました。



事前にジョイフルAKで杉の修正材を購入していた社長は

3連休の初日に自宅で机の天板になる板に電動サンダーで、

“やすり掛け”していただき、また、鋭角な天板の角を落としていただきました。



ここで、気づいた方もいると思いますが「木」のテーブルを買うんじゃなくて

作ろうとしてるんです! 「どんだけクリエイティブなんだ!」ていう…



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そして、2日目。



「朝、会社10時集合な」という、社長を待たせる訳にもいかないので

早めに家を出て、途中コンビニよって買い物でもしようと物色中に

「タシ、今どこだ?」と9:40頃に連絡が来ました。

「早っ!」と思いつつ買い物を諦め、小雨が降る中ダッシュで会社に向かいました。



車から天板や端材と工具をおろし、早速社内で作業を開始しました。



僕の担当は、ほぼワックスがけ担当。

「いいワックス見つけたんだ、塗るのが楽しみ」という社長の言葉に半信半疑な自分。

「ナチュラルな風合いの天板がいい」と思っていた自分も実際に塗ってみると

本当に素敵な色で、アンティーク風にもなるそうですが、そこまで重くならずに

ちょうど良い風合いの色見になりました。

(使用したワックスは「ブライワックス(BRIWAX)」これ英国王室も使用している優れものなんすて。)



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ワックスがけしてる最中、何度か足の指を“ツル”という状況が続きましたが

隣では社長が、端材に細工をしていました。

細長い端材の寸法を測り、そこに小さい穴を幾つかあけて

更に細くて長い棒のような物に、端材と同じ間隔で穴をあけておりました。



​長い棒の方を先に壁に取り付けて

端材にあけた穴の中に“ダボ”を埋め込み、それを先に取り付けた長い棒とドッキングするわけです。

つまりは、壁に絵を飾るための棚が出来上がりという訳なんです。

(ダボとは家具を組み立てる際に、ネジ等の代わりに使われる木製の小さい棒のこと。大体8〜10mm)



「社長すげーーーーー!!」と驚きと感動しっぱなしの田代。

しかも、この“棚”は天板の長さを調節する際に採れた端材なので低コストで出来てるんですよ。

そこまで計算されて制作している社長はやっぱり「凄い」としか言いようが無いのです。



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そして、いよいよテーブルの仕上げに入るわけですが

今まで使用していたテーブルの天板を外し、そこに今回仕上げた木の天板を組み合せて完成。

社長が天板を組み立ててる最中に、僕は絵を飾る額にワックスをかけて質感を演出し

そこに入れるビジュアルを制作していました。



「タッシ〜」と遠くから社長の声がするので

会議室に向かうと「感動を共有したいから…」とひっくり返していたテーブルを2人で起こして完成!



「社長すげーーーーー!!」と再び感動の田代。

「いや、いいわ〜。いいわ〜。」と自分の子(テーブル)を愛でる社長。



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そしてこちらがリニューアルした会議室です。

ビフォーの写真を撮り忘れたので感動が伝わりづらいですが

以前よりも明るい空間になり、殺風景だった会議室が温もりある空間に大変身。(劇的ビフォー風口調)



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その後は会議室を奇麗に片付けて

2人で打ち上げに。。。

適度に汗をかいたのでビールが、まぁ旨いこと旨いこと。

今日つくりあげた空間に対して語り合い

「タシ、次は自宅にソファーを作ろうと思うんだ」という社長。

「え?どこまで行っちゃうの?」と思う田代。



今回の件ですっかり職人魂に火がついた社長でした。

「本当にお疲れさまでした、そしてありがとうございましたー!」と

社長の帰る後ろ姿に「心が叫びたがってた」田代でした。



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tashiro
アートディレクター/デザイナー
どんな状況でも楽しむことが出来き、楽しいことを創ることが出来ます。
自分のフィルターを通して書いていこうと思っています。

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