オペラと舞台芸術

こんにちは

総務経理の奈良です。

年賀状に社員一人一言を書いたのですが

9名中3名が食に関することでした。食いしん坊です(主に私)。


さて。今日はオペラに行った時のお話を。

(デザインからあまり逸脱しないように・・・)


私は死ぬまでにしたいことが2つあり、

1つはプッチーニの作品(主に蝶々夫人)を見に行くこと

と、

2つ目は京都の川床に行きたいなぁ

の2つでございます。


そんな死ぬまでにしたいことが2019年の夏に叶いまして

プッチーニ作品のトゥーランドットがなんとhitaruで上演される!

とのことでhitaru会員になって先行でチケットを取って行って参りました。


オペラというのは歌(今回はイタリア語)がセリフとして進行していくのですが

(50分近く歌いっぱなしです)

両サイドに工事現場にある電光掲示板みたいなもので日本語字幕が出るので、

それを追いかけながら見る感じです。

トゥーランドットだと有名なアリアは「誰も寝てはならぬ」でしょうか。

有名なアリアの後はみなさん拍手していました。

内容としては竹取物語の残酷バージョンを想像して頂ければ。


個人的に興味の矛先はオケの楽譜の長さ(指揮者のスコア)と管の人たちの動向

なんていうマニアックなモノだった為、

座席は左上上階を狙い(オケピが丸見えです)

楽譜はどれだけ長いんだろうか、さながら巻物?なんて

ワクワクしながら行きました。

まぁコーダとかリピートとかあるのでそんなわけないんですけど

トロンボーンの方々は上演3時間くらいある中、

実働は10分くらいだったんじゃないでしょうか。

2分くらい吹いたらすぐ楽器スタンドに置いて

後はくつろいでいらっしゃいました。

拘束時間長すぎて疲れちゃいますね。

総務的にも気になっちゃいます。




でもですね。それよりも圧倒されたのが舞台芸術だったんです。


もう、アレですよ。

完全に具合悪い時にみる悪夢みたいな

全体的にモノトーンっぽくまとめられており

両脇には階段が上へ下へ。


中国のお話だったので、中国っぽい建物が表現されているのかなぁと思っていたのですが(安直ですね)

中々近代的、かつ上の空間の使い方がすごいなぁと思いました。

(最初、トゥラーンドットは上部のゴンドラ?のような物に乗ったまま下々を見下ろしていました)

トゥーランドットの冷たさや地位、権力、

また登場するそれぞれの心の機微が上手く舞台に反映されたセットだったと思います。

セットや衣装の色彩もそうですけど、

舞台の使い方(上へ下へ斜めへ)、照明の色、明るさ。

(大人の事情の為)色々あって掲載はできないですが、ぜひ検索して頂けますと嬉しいです。


歌・オケはもちろん絶品でした。

特にリューの最後のアリアは感動して涙が。

トランペットの人も「最後やっちまったか?」と思う部分もあったのですが

力業でまとめる技量に感動しました。

 


結局デザインから逸脱しましたが

デザイン(今回は舞台芸術)がもたらす感情へのアプローチってすごいなぁってことでした。

浅くてすみません。

画像載せたい!

nara
総務経理

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